Windows PC Outlook365に独自ドメインのメールアドレスを設定する方法

目次

1.Outlookを起動

初めてOutlookを利用する場合

メールアドレスを入力し、「詳細オプション」をクリック。
「自分で自分のアカウントを手動で設定」にチェックを入れ、接続ボタンを押してください。

すでにOutlookを利用中の場合

Outlookを立ち上げ、「ファイル」をクリックします。

「アカウントの追加」をクリックします。

メールアドレスを入力し、「詳細オプション」をクリック。
「自分で自分のアカウントを手動で設定」にチェックを入れ、接続ボタンを押してください。

アカウントの種類を「POP」もしくは「IMAP」をクリックします。

*IMAP と POPどちらがいいの?*

<どちらを選べばいいの?>

どちらも一長一短ですが、一般的に、複数台のパソコン・スマホで同じアドレスのメールを受信する場合は「IMAP」のほうが適していると言われています。逆に、いつもメールを確認する端末・ソフトが1つだけに決まっている場合は「POP3」の方がメリットが大きくなります。

独自ドメインのメールアドレスの設定に伴い出てくる用語について、解説します。

・「SMTP」「POP」「IMAP」とは

SMTPサーバーはメール送信の際に必要となるサーバー、POPサーバーとIMAPサーバーはメールを受信する際に必要となるサーバーです。

・POPサーバーとIMAPサーバーの違いについて

どちらもメール受信に使用するサーバーであることは同じですが、以下の点が異なります。

<POPサーバー>

メールサーバからパソコン等の端末に「ダウンロード」し、端末上(のメールソフト)で、メールを管理する方式
※複数の端末で同時に受信したい場合は、「メールのコピーをサーバに残す」設定にしておく必要があります。

メリット:メールが端末上に保存されているため、メールの削除や移動等の処理を素早く行える。
インターネットにつながっていない環境でも、過去のメールを見返すことができる。

デメリット:複数台で共有した場合、開封状況やフォルダ移動等は共有されません。
端末上にメールデータが保存されるため、IMAPと比べるとパソコン容量に影響する可能性があります。

<IMAPサーバー>

メールサーバーにメールを保存したまま読むことが可能な方式
※メールはメールサーバに格納されたままで、パソコン等の端末にはダウンロードされません。

メリット:サーバ上でメールを管理するため、メールの開封状態やフォルダ分け等の状況もサーバー上に保存されます。そのため、複数の端末や複数のメールソフトでメールを受信・確認したい場合に適しています。

メリット:メールサーバー側の容量制限を超えないように注意する必要があります(定期的に削除等)。
オフラインの状態で、メールを受信することができません。

POPサーバーはパソコンの容量を使用するため、パソコンよりデータ保存容量が少ないスマートフォンなどでメールを読む際は、特にIMAPサーバーがよく利用されます。

アカウントの設定情報を入力します。入力後は「次へ」をクリックします。

サーバー資料に記載されている「メールサーバー」を入力します
例)sv***.xserver.jp
ポート995
※IMAPの場合は993
このサーバーは暗号化された接続(SSL/TLS)が必要チェック 【あり】
セキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)でのログオンが必要チェック 【なし】
サーバー資料に記載されている「メールサーバー」を入力します
例)sv***.xserver.jp
ポート465
暗号化方法SSL/TLS
セキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)でのログオンが必要チェック 【なし】

パスワードを入力する

資料に記載されているパスワードを入力し、「接続」をクリックします。

追加完了

「アカウントが正常に追加されました」と出たら、「完了」を押して画面を閉じます。
続けて送信用のアカウント設定を行ってください。

メイン画面の「ファイル」をクリックします。

「アカウント設定」のメニュー内にある、「プロファイルの管理(O)」をクリックします。

メールアドレスを選択して「変更」をクリックします。

「詳細設定(M)」をクリックします。

「送信サーバー」タブをクリックします。
「送信サーバー(SMTP)は認証が必要(O)」と、「受信メールサーバーと同じ設定を使用する(U)」の2か所にチェックが入っていることを確認し、「OK」をクリックします。

メイン画面の「ファイル」をクリックします。

「アカウント設定」のメニュー内にある、「アカウント名と同期の設定(N)」をクリックします。

「フォルダー設定」の「ルートフォルダーのパス」に『inbox』と入力し、「次へ」をクリックして画面を閉じてください。

納品完了後の基本操作以外のご質問は、基本的に別途有償でのサポートとなります。
納品完了後のトラブル対応はできませんので、必ず納品完了前までに送受信の確認をお願いします。

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